“たいめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
對面18.8%
対面18.8%
体面18.8%
體面18.8%
泰緬12.5%
態面6.3%
躰面6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまとほからず橄欖島かんらんたうのほとりで櫻木大佐さくらぎたいさ對面たいめんし、それより本艦ほんかん」と櫻木大佐さくらぎたいさ電光艇でんくわうていとが舳艫じくろあひならんで颯々さつ/\たる海風かいふう帝國軍艦旗ていこくぐんかんきひるがへしつゝやが
「じぶんの首と対面たいめんして話をすることはおもしろい。これ忍剣にんけんの首! よくそちの面体めんていをわしに見せろ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まあ、おさむらいには、士族しぞくとしての体面たいめん(せけんにたいするていさい)があるからな。それを、あのようにどうどうと……いったい、どこのどもだろう。」
英米えいべいせうすれば、靡然ひぜんとして英米えいべいはしり、獨國どくこく勢力せいりよくれば翕然きうぜんとして獨國どくこくき、佛國ふつこく優位いうゐむれば、倉皇さうこうとしてふつしたがふならば、わが獨立どくりつ體面たいめん何處いづこにありや。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
泰緬たいめん国境には美しい空があった
死の淵より (新字新仮名) / 高見順(著)
実に軍人の態面たいめんに泥を塗られる様に感ずるわイ、人を馬鹿にするも程があるぞ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
でもそれでは済まないので、大変に苦労をして、やうやう赤十字の看護員といふ躰面たいめんだけは保つことが出来ました。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)