“たいかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大旱17.9%
大観17.9%
大患14.3%
大奸10.7%
大官7.1%
大寒7.1%
退艦7.1%
諦観3.6%
大干3.6%
大簡3.6%
太監3.6%
戴冠3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして大旱に逢った時に、深層の水分を取ることが出来なくなって、枯死してしまう。
鑢屑 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
宋の大観年中、都の医官の耿愚がひとりの妾を買った。女は容貌も好く、人間もなかなか利口であるので、主人の耿にも眼をかけられて、無事に一年余を送った。
自分ももう四十三歳だ、一度大患った身ではそう永くも生きられまい。娘の愛にもかされる。九州の土地でたとえ職工をしてでも自活し、娘を引き取って余生を暮したい。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
これ彼が大奸をなすゆえんなり。六余年来三港の交易我において一人の富をなさず。彼はすべて大富有の商となれり。この現実にてこれまでの交易わが大損たること分明なり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「あの辮子は悪い人から酒に盛りつぶされてり取られたんです。本来あれがあればこそ大官になれるんですが、今となっては仕方がありません。長く伸びるのを待つばかりです」
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
それは月もるという大寒が、ミシミシと音をたてての上を渡ってゆく二月のはじめの夜中の出来ごとだった。カフェ・ネオンの三階の寝室で、春ちゃんが惨殺されてしまったのである。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大統領は命からがら沈みつつある不沈軍艦ホノルル号を退艦した。
だから「あきらめる」とは「諦観」することで、つまり、もののほんとうのを見ること、すなわち真実を見きわめることです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
だから釈尊は、人間の苦悩はどうして生ずるか、どうすればその苦悩を解脱することができるか、という、この人生の重大な問題をば、この「十二因縁」という形式によって、諦観せられたのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
という大干にかかった時に、最初から鼻をひこつかせていた盲法師の弁信が、いよいよ法然頭を前後左右に振り立てて、さながら見えぬ眼に、何かを探そうとするらしき振舞のみが甚だ目ざわりです。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
簡に居りて簡を行わば、乃ち大簡なることなからんやと。子曰く、雍の言然りと。——雍也篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
翰林侍詔鄭洽欽天監正王之臣太監周恕徐王府賓輔史彬と、楊応能葉希賢程済となり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
戴冠式の自動車でもこしらえているつもりなんだろう。あんまりすばらしい自動車を見せて、僕たちをうらやましがらせるなよ」
火星探険 (新字新仮名) / 海野十三(著)