“大干”の読み方と例文
読み方割合
たいかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という大干たいかんにかかった時に、最初から鼻をひこつかせていた盲法師めくらほうしの弁信が、いよいよ法然頭を前後左右に振り立てて、さながら見えぬ眼に、何かを探そうとするらしき振舞のみが甚だ目ざわりです。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)