“ていかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諦観72.0%
帝鑑8.0%
丁咸4.0%
丁管4.0%
第館4.0%
諦感4.0%
諦貫4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肉体的にその資格を失った自分を冷たく諦観ていかんして、死にはぐれ、生きはぐれながら、次の道をさがしている迷えるかりの一羽に似ていた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御好意は分りますが、しかし、いくら自由にと言われても、帝鑑ていかんで昼寝をしているわけには行かず、鏡の欠伸あくびもできず、評定の間でお茶漬ちゃづけをたべているわけにもまいりません。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
左護軍篤信とくしん中郎将 丁咸ていかん
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尚書しょうしょ丁管ていかんという若い純真な宮内官であった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
直義に応じて、北国から洛中へ攻めこんだ桃井直常の七千人は、もう師直一族の第館ていかんなども焼き払い、北朝の御所をさえおびやかしていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは今現に無慙むざんな戦争がこの地上を息苦しくしている時に、かつての人類はどのような諦感ていかんで生きつづけたのか、そのことが知りたかったからだ。
死のなかの風景 (新字新仮名) / 原民喜(著)
大助はちらと見たきりで、杉田諦貫ていかんという宗匠のそばへ坐り、まわりの客たちに二、三酌をすると、梅八に「たのむよ」というめくばせをして置いて奥へはいった。
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)