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大患
ふりがな文庫
“大患”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおわずら
45.5%
たいかん
36.4%
おほわづら
9.1%
たいくわん
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおわずら
(逆引き)
「何が嘘じゃ? この村のものにも聞いて見るが
好
(
よ
)
い。己は去年の
大患
(
おおわずら
)
いから腰ぬけになってしもうたのじゃ。じゃが、——」
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大患(おおわずら)の例文をもっと
(5作品)
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たいかん
(逆引き)
長嶋を平定して、まず東海道から伊勢にわたる多年の
大患
(
たいかん
)
をとりのぞくと、翌天正三年の二月二十七日には、上洛の途にのぼっていた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大患(たいかん)の例文をもっと
(4作品)
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おほわづら
(逆引き)
それですよ、親分。旦那樣は三年もの
大患
(
おほわづら
)
ひでせう、若くて綺麗で、浮氣つぽい
内儀
(
かみ
)
さんが、無理もないことかも知れませんが、同じ屋根の下で、人もあらうに旦那の甥の春之助さんと、人の居ないところを
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大患(おほわづら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
たいくわん
(逆引き)
率先その旗下に參じて忠誠を盡し、大名にも取立てらるべき筈のところ、
俄
(
にはか
)
に
大患
(
たいくわん
)
を發したのと、日頃
隱遁
(
いんとん
)
の志があつたために、身を退いて巣鴨に隱れ、昔乍らの豪士として
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大患(たいくわん)の例文をもっと
(1作品)
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“大患”の意味
《名詞》
大患(たいかん)
大きな憂いや心配。
重い病気。大病。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
患
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
検索の候補
大苦患
“大患”のふりがなが多い著者
吉川英治
徳田秋声
谷崎潤一郎
島崎藤村
織田作之助
野村胡堂
芥川竜之介