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そくはつ
ふりがな文庫
“そくはつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
束髪
91.5%
束髮
8.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
束髪
(逆引き)
柿内未亡人は
束髪
(
そくはつ
)
、光子は
島田
(
しまだ
)
に結っているが、大阪風の町娘の姿のうちにも、その眼が非常に情熱的で、
潤
(
うる
)
おいに富んでいる。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
お下げをやめさせて、
束髪
(
そくはつ
)
にさせた
項
(
うなじ
)
とたぼの所には、そのころ米国での流行そのままに、
蝶
(
ちょう
)
結びの大きな黒いリボンがとめられていた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
そくはつ(束髪)の例文をもっと
(50作品+)
見る
束髮
(逆引き)
髮
(
かみ
)
は
束髮
(
そくはつ
)
に、
白
(
しろ
)
いリボンを
大
(
おほ
)
きく
掛
(
か
)
けたが、
美子
(
みいこ
)
も
喜
(
き
)
いちやんも
爲
(
す
)
なる
折
(
をり
)
から、
當人
(
たうにん
)
何
(
なに
)
の
氣
(
き
)
もなしに
世
(
よ
)
とゝもに
押移
(
おしうつ
)
つたものらしい。が、
天
(
てん
)
の
爲
(
な
)
せる
下町
(
したまち
)
の
娘風
(
むすめふう
)
は、
件
(
くだん
)
の
髮
(
かみ
)
が
廂
(
ひさし
)
に
見
(
み
)
えぬ。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さすれば
夢
(
ゆめ
)
のあともなけれど、
悟
(
さと
)
らぬ
先
(
さき
)
の
誰
(
た
)
れも
誰
(
た
)
れも
思
(
おも
)
ひを
寄
(
よ
)
せしは
名
(
な
)
か
其人
(
そのひと
)
か、
醫科大學
(
いくわだいがく
)
の
評判男
(
ひようばんをとこ
)
に
松島忠雄
(
まつしまたヾを
)
と
呼
(
よ
)
ばれて
其頃
(
そのころ
)
二十七か八か、
名
(
な
)
を
聞
(
き
)
けば
束髮
(
そくはつ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の
花
(
はな
)
やがて
笑
(
ゑ
)
みを
作
(
つく
)
り
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
そくはつ(束髮)の例文をもっと
(5作品)
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かみ
たばねがみ
ひさごはな