“せんめんじよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
洗面所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドカリ——洗面所せんめんじよかたなる、どあつた、茶色ちやいろかほが、ひよいと立留たちどまつてぐいと見込みこむと、ちや外套ぐわいたうう、かたはすつたとおもふと
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのうちはまだよかつた、……汽車きしやとともにけてき、汽車きしやとゝもにしづむのに、少時しばらくすると、また洗面所せんめんじよどあから、ひよいとかほしてのぞいた列車れつしやボーイが、やがて
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
くささとつては、昇降口しようかうぐち其方そつちはしから、洗面所せんめんじよたてにした、いま此方こなたはしまで、むツとはないてにほつてる。番町ばんちやうが、また大袈裟おほげさな、と第一だいいち近所きんじよわらふだらうが、いや、眞個まつたくだとおもつてください。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いかゞぢや、それでて、二階にかいで、臺所だいどころ一切いつさいつき、洗面所せんめんじよも……
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)