“トイレット”の漢字の書き方と例文
語句割合
洗面所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこからはいってみると、バスと洗面所トイレットとの間の廊下で、空家らしい気持の悪い温気うんきをたたえて、壁や天井が薄白く光っている。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「向うの洗面所トイレットから出て来られた方でしょう。大きな風呂敷包をお提げになった……」
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
前川は、夫人の表情を読みたくなり、思わず洗面所トイレットから、身を出しかけた。が、また思い直して、手先をゴシゴシと洗い始めた。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
洗面所トイレットやバスは、後でご案内いたします。」と、外人別荘にいたことのあるらしい女中は、英語を使った。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)