“じようず”の漢字の書き方と例文
語句割合
上手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クリストフはヴァイオリンがそう上手じようずではなかった。それでもこの弟子よりは巧みだった。そしてしばらくの間彼は、一時間二フランのきめで週に三時間教えてやった。
のきばのまつつるをくひはせぬか、これを世間せけんなにるらん、母御はゝご世辭せじ上手じようずにてひとらさぬうまさあれば、いものにしてやみをたどるむすめよりも、一まいあがりて
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
北海道ほつかいどうくまは、みんなあかぐま種類しゆるい内地ないちんでゐるくまとはちがひます。からだ全體ぜんたいくろかほだけが茶色ちやいろのや、かたからむねしろまだらのあるのもゐます。木登きのぼりも水泳みづおよぎも非常ひじよう上手じようずです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)