“しゅうそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シュウソウ
語句割合
秋霜54.2%
周倉8.3%
周匝8.3%
周桑8.3%
周帀4.2%
宗装4.2%
愁壮4.2%
秋蒼4.2%
莠草4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが自分への叱責しっせきであった事は温かい慈愛のそうの中に秋霜しゅうそうのようなきびしい素振りを時々見せたのでも考えられた。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひとたび、信長の征馬行くところは、秋霜しゅうそうの軍令と、罰殺ばっさつの徹底に、草木も枯れる概がある。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「何故の混乱か」と、関羽は、その中にいた周倉しゅうそうを見つけてただすと、周倉がいうには、
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
養子の関平かんぺいや、部下周倉しゅうそうをしたがえ、三百余騎で馳せ降ってきた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の婦人に関する用意の周匝しゅうそう懇篤なる、今日のいわゆる女子教育家をして、忸怩じくじたらしむるものなくんばあらず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
理智的にその結論が如何いか周匝しゅうそうで正確であろうとも、それが果して本能なる愛の本体を把握し得た結論ということが出来るだろうか。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
伊予の周桑しゅうそう郡でもエンコ花という者があって、エンコまたはエンコウはこの地方一帯に河童かっぱのことをそういう。
あるいはまたユキバナという名も同じ地方にあり、また雪割り草という者があり、愛媛県の周桑しゅうそう郡ではユキヤケグスリともいっている。
画像が行なわれたのは同経に「まさに我が像を画き種々の瓔珞ようらくもて周帀しゅうそう荘厳しょうごんすべし」とあるによったものと思われる。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
いうまでもなく虚無僧の宗装しゅうそう、なんの意味でか、尺八までが添えてあった。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さきに張苞ちょうほううしない、いままた、関興のに接して、孔明の落胆はいうまでもないことだが、その嘆きはかえって、この時の第六次出師すいしの雄図をしてさらにさらに、愁壮しゅうそうなものとしたことも疑われない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大正四年十月九日 京都三条小橋の万屋にあり。大和の浜人ひんじん来る。王城、鱸江、秋蒼しゅうそうと共に句作。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
鳥羽伏見戦の第一夜の印象を『莠草しゅうそう年録』の著者は、次ぎのように語っている。
鳥羽伏見の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)