愁壮しゅうそう)” の例文
さきに張苞ちょうほううしない、いままた、関興のに接して、孔明の落胆はいうまでもないことだが、その嘆きはかえって、この時の第六次出師すいしの雄図をしてさらにさらに、愁壮しゅうそうなものとしたことも疑われない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)