“さいばんくわん”の漢字の書き方と例文
語句割合
裁判官100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其他そのた裁判官さいばんくわんも有る、会社員も有る、鉄道の駅長も有る、なかには行方不明ゆくへふめいなのも有る、物故ぶつこしたのも有る、で、銘々めい/\げふちがふからしておのづから疎遠そゑんる、長い月日には四はうさんじてしまつて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あいちやんは裁判官さいばんくわんせき、それから大急おほいそぎで蜥蜴とかげさかさまにきました。あはれなちひさなものは、まつた自由じゆううごくことが出來できないので、たゞかなしさうに其尾そのをばかりつてゐました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『はい!』とさけんだものゝあいちやんは、あまりに狼狽あはてたので自分じぶん此所こゝ少時しばらくあひだに、如何いかばかりおほきくなつたかとふことを全然すつかりわすれて、にはかにあがりさま、着物きものすそ裁判官さいばんくわんせきはら
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)