“さいばんかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
裁判官100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうじて他人たにん艱難かんなんたいしては、事務上じむじょう職務上しょくむじょう関係かんけいをもっている人々ひとびとたとえば裁判官さいばんかん警官けいかん医師いし、とかとうものは、年月ねんげつ経過けいかするとともに、習慣しゅうかんってついにはその相手あいて被告ひこく
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
中島はちょっと見るとそうぞうしい男だが、弁護士べんごしより裁判官さいばんかんがいい、新聞記者よりは学校の教員のほうが安全だというぐらいだから、その気風も知れてる。したがって議論も奇抜きばつではない。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
部屋は大きなまどと、高い天井てんじょうがあって、りっぱなかまえであった。判事はんじは高い台の上にこしをかけていた。その前のすぐ下には、ほかの三人の裁判官さいばんかんがこしをかけていた。