“こうび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後備30.0%
交尾20.0%
厚眉10.0%
口鼻10.0%
後尾10.0%
狗尾10.0%
黄眉10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで二十人の部下達は、後備こうび少佐ゴルドンという勇敢な軍人に引率され湾を指して出発した。
たちまち躍ったり跳ねたりし出したのはむしろ当然ではないであろうか? かつまた当時は塞外さいがいの馬の必死に交尾こうびを求めながら、縦横じゅうおうけまわる時期である。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
渾名あだなとび鳥逕てうけいつたが、厚眉こうび隆鼻りうびハイカラのクリスチヤンで、そのころ拂方町はらひかたまち教會けうくわい背負しよつてつた色男いろをとこで……おとうさんの立派りつぱ藏書ざうしよがあつて、わたしたちはよくりた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
肉に付着するあらゆる肉の不浄をぬぐい去って、霊その物の面影を口鼻こうびの間に示せるは朗かにもまた極めて清い。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
混亂こんらん隊伍たいごなかおこつた。寢呆ねぼけて反對はんたい兵士へいしもゐた。ポカンとそら見上みあげてゐる兵士へいしもゐた。隊列たいれつ後尾こうびにゐた分隊長ぶんたいちやう高岡軍曹たかをかぐんそうぐにきしつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
他の史料からいささか狗尾こうびを継ぎ足して、彼らの実体をいっそう立ち入って考えてみたいつもりである。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
最も苦しんだのは、小雷音寺しょうらいおんじ黄眉こうび老仏のために不思議な金鐃きんにょうの下に閉じ込められたときである。