“かけあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
懸合54.5%
掛合36.4%
交渉6.1%
交尾3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「で帯刀から人をもって才三の親に懸合かけあうと、才三も実は大変貰いたかったのだからそのむねを返事する。結婚の日取りまできめるくらいに事がはかどったて」
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
公子 貴女の父は、もとの貧民になり下るから娘を許して下さい、と、その海坊主に掛合かけあってみたのですか。みはしなかろう。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
有名な美人の狂女がこう思いがけなく飛びこんで来たばかりかあなたの口から近江屋へ全資産引渡しの件を交渉かけあってくれと泣いて頼んで動かないのだから、因業久兵衛
もっ交尾かけあわせて出来たのがこの花だ! 博士はこの花の成長に良心までもうち込んだのだ! この素晴らしい怪物は花の形をした猛獣だ! この怪物は血の出るような生肉なまにくを一番食いたがる。
物凄き人喰い花の怪 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)