“かけあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カケアヒ
語句割合
掛合44.4%
懸合22.2%
談判22.2%
対話11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わずか六錢に掛合かけあひ此の拔掛は企てしなり昨日きのふ碓氷の働きと云ひ今ま此の素早さに三人の旅通せんを取られて後生畏るべしと舌を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
不動院が聞付て中へ立入りしかば然ば御ばうに御まかせ申すとて夫より懸合かけあひの上金三十五兩今宵中に才覺さいかくして渡すべしと約束やくそく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いのりる中又半年も待けれども音沙汰おとさたなければ或時母は吉三郎に申やう二人して江戸へいで先達せんだつてよりうはさの如く江戸通えどとほり油町なれば尋ねき利兵衞殿にあう談判かけあひ我々親子を引取ひきとるや否や其心底そのしんてい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
諾冊二神が黄泉の対話かけあひに愛着と怨念の声を聞きて悽惨の情に禁へず。
『二十五絃』を読む (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)