“かゝりあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掛合42.9%
懸合14.3%
関係14.3%
關係14.3%
關渉14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森「お止しなさい、掛合かゝりあいにでもなるといけませんぜ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「そいつは知らねえ。大名の内輪のことまで、町方の御用聞が懸合かゝりあつて居られるものか」
支店長が、自分に万事を打ち明ける如く、自分は自分の部下のせきといふ男を信任して、色々と相談相手にして居つた。ところが此男がある芸妓と関係かゝりあつて、何時いつにか会計に穴をけた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
モン妻 おゝ、ロミオは何處どこに?(ベンヺーリオーに)今日けふそなたはしましたか? この騷動さうどう關係かゝりあうてゐなんだは、ま、なによりもよろこばしい。
クリオがこの詩に汝と關渉かゝりあふさまをみるに、善行よきおこなひにかくべからざる信仰未だ汝を信ある者となさざりしに似たり 五八—六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)