“かかりあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
関係56.3%
係合18.8%
懸合12.5%
掛合6.3%
関係者6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大槻氏、其許は最初からの関係かかりあいだが、御ンふぐりのふくれぐあいを測っていられたろうか。書き留めたものでもあったら、ちょっと見たい」
玉取物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
もっとも直ぐにその日、一昨日おとといでござりますな、すくなからぬ係合かかりあいの知事様の嬢さんも、あすこの茶屋まで駈着かけつけましたそうで。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
懸合かかりあいだ。始末さっせえ。」「滅相なことを謂わあ、飛んでもねえ。こう、これさ離せといえば。」「うんにゃ、離さねえ。どうでも懸合だ。」と武者振着く。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さりとてそんなことを申出るのはなんだか掛合かかりあいになるような気がして、悪いとは思いながらいままで迷っていた、とこう云うんです。
あやつり裁判 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
「奥さん、今日は僕も関係者かかりあいなんですよ」
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)