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関係
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かかりあい
ふりがな文庫
“
関係
(
かかりあい
)” の例文
旧字:
關係
「どういうことと申しますと?」与兵衛が、木場の甚を見ながらお高にきき返して、「柘植のお
家
(
うち
)
と和泉屋との
関係
(
かかりあい
)
でございますか」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「大槻氏、其許は最初からの
関係
(
かかりあい
)
だが、御ンふぐりのふくれぐあいを測っていられたろうか。書き留めたものでもあったら、ちょっと見たい」
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
わが癇癪はわが癇癪、まるで別なり
関係
(
かかりあい
)
なし、源太がしようは知るとき知れ悟らする時悟らせくれんと、
裏
(
うち
)
にいよいよ不平は
懐
(
いだ
)
けど
露塵
(
つゆちり
)
ほども外には出さず
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大鳥井一家とこの俺とは、何か
関係
(
かかりあい
)
があるのかも知れない。いったいどんな関係なのだろう? よくない関係に相違ない。いわゆる精神転換前の俺というものを
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「宗匠があの家へ出入りするようになったのは、どんな
関係
(
かかりあい
)
で?——」
銭形平次捕物控:084 お染の歎き
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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この久兵衛とお艶とどういう
関係
(
かかりあい
)
にあるのか、などと改めて四角張るのは野暮の骨頂で、片方が気違いのことだ、順序も系統もあったものではない。
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
この鳰鳥とその二人のマドリド司僧の遺児とかとが深い
関係
(
かかりあい
)
でもあるように聞こえて来るではござりませぬか! なんの私が恐ろしいそんな二人の
曲者
(
くせもの
)
などを知っているわけがございましょう。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ああそうでした。なるほどそうです。伽羅を一つお買い下すった。だが親分、どうしてそんなことがおわかりですい? それがまた、なんの
関係
(
かかりあい
)
になるんですい?」
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「まあ、何の
関係
(
かかりあい
)
もない人を何でしょう。ちょっと行って、いってやりましょうよ」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「それでは、いっさいひょんな
関係
(
かかりあい
)
はないとおっしゃるので——?」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「まるっきり、なんの
関係
(
かかりあい
)
もおありにならないんで?」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
係
常用漢字
小3
部首:⼈
9画
“関係”で始まる語句
関係者
関係合
関係的