“生肉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なまにく71.4%
せいにく28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我邦の医者は食餌療法という事に極く無頓着むとんちゃくで医者自身すら豚の生肉なまにくを煮て食べるような始末だけれども西洋の医者は薬物療法と相並んで食餌療法を実行する。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
毎日まいにちしろぬのあたまにかぶった、あおいろふくおとこが、生肉なまにくれをってきてくれました。くまは、それをべながら、「なんというまずいにくだろう。」と、かんがえたのです。
白いくま (新字新仮名) / 小川未明(著)
唯、ひとすぢに、生肉せいにくを噛まむ、碎かむ、かばやと
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
唯、ひとすぢに、生肉せいにくを噛まむ、砕かむ、かばやと
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)