“あさり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅蜊52.4%
淺蜊9.5%
蛤蜊9.5%
蜊9.5%
求食4.8%
浅利4.8%
蛤仔4.8%
蜊貝4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お土産は小雑魚よりも浅蜊(あさり)、蛤の類、手に手に破れ網の古糸をすき直して拵えたらしい提げものに一ぱいを重そうにして、これ留守居や懇意へのすそ頒け
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
あの時分は川尻に蘆(よし)が生えてゐた。潟からは淺蜊(あさり)や蜆(しじみ)や蛤(はまぐり)がよく獲れて、奇麗な模樣をした貝殼も多かつた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
蛤蜊(あさり)のライスカレー 秋付録 米料理百種「西洋料理の部」の「第二十一 蛤蜊(あさり)のライスカレー」
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
蜊(あさり) 八四・〇七 一三・二〇 〇・七七 一・九六
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
雁(がん)これを見ればまづ二三羽(ば)こゝにをりて己(おのれ)まづ求食(あさり)、さて糞(ふん)をのこして喰(しよく)ある処の目(しるし)とす、俚言(りげん)にこれを雁(がん)の代見立(しろみたて)といふ。雁のかくするは友鳥(ともどり)を集(つど)ひきたりて、かれにも求食(あさら)せんとて也。
蝦蛄(しゃこ)、幽霊蝦蛄、活烏賊、イカナゴ、擬餌、芋、味噌団子、烏賊の腸、赤虫、秋の魚のブツ切りなどであるが、鯛は自然に生活しているこのほかに榮螺(さざえ)、宿借(やどかり)、蛤、浅利(あさり)、蟹、牡蠣(かき)、ウニ、ユウ
鯛釣り素人咄 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
空地に向った右側は魚屋になって、店には鮟鱇(あんこう)を釣(つる)し、台板の上には小鯛(こだい)、海老(えび)、蟹(かに)。入口には蛤仔(あさり)や文蛤(はまぐり)の笊(ざる)を置いてあった。そこには藻(も)のむれるような海岸特有の匂(におい)があった。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
併しおかづは手輕(てがる)だ、葡萄豆(ぶだうまめ)と紫蘇卷(しそまき)と燒海苔(やきのり)と鹿菜(ひじき)と蜊貝(あさり)のお汁(つゆ)………品は多いが、一ツとして胃(ゐ)の腑(ふ)の充(み)たすに足(た)りるやうな物はない。加之味も薄い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)