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『月夜のけだもの』
ふりがな文庫
『
月夜のけだもの
(
つきよのけだもの
)
』
十日の月が西の煉瓦塀にかくれるまで、もう一時間しかありませんでした。 その青じろい月の明りを浴びて、獅子は檻のなかをのそのそあるいて居りましたが、ほかのけだものどもは、頭をまげて前あしにのせたり、横にごろっとねころんだりしづかに睡ってゐまし …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
おほ
)
仰
(
お
)
俄
(
にはか
)
偽
(
うそ
)
或
(
あるい
)
丈
(
だ
)
稗
(
ひゑ
)
粟
(
あは
)
為
(
ため
)
欺
(
だま
)
檻
(
をり
)
蒙
(
かうむ
)
居
(
を
)
大豆
(
まめ
)
蛇
(
じゃ
)
呟
(
つぶ
)
糞
(
くそ
)
白熊
(
しろくま
)
眺
(
なが
)
眼
(
め
)
睡
(
ねむ
)
馳走
(
ちそう
)
筈
(
はず
)
一寸
(
ちょっと
)
顫
(
ふる
)
醒
(
さ
)
這
(
は
)
脇
(
わき
)
迄
(
まで
)
藪
(
やぶ
)
赤縞
(
あかじま
)
貰
(
もら
)
誰
(
たれ
)
掻
(
か
)
云
(
い
)
俺
(
おれ
)
傘
(
かさ
)
判
(
わか
)
叩
(
たた
)
呆
(
あき
)
呉
(
く
)
呑気
(
のんき
)
咽喉
(
のど
)
瘤
(
こぶ
)
栗
(
くり
)
樹
(
き
)
温和
(
おとな
)
無暗
(
むやみ
)
燐
(
りん
)
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
猿
(
さる
)
獅子
(
しし
)