『売文問答（ばいぶんもんどう）』

編輯者わたしの方の雑誌の来月号に何か書いて貰へないでせうか？ 作家駄目です。この頃のやうに病気ばかりしてゐては、到底何もかけません。 編輯者其処を特に頼みたいのですが。 この間に書かば一巻の書をも成すべき押問答あり。 作家——と云ふやうな次 …

著者	芥川竜之介
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約4分（500文字/分）
朗読目安時間	約6分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

患（うれひ） 間（かん） 間（あひだ） 上（あが） 悪口（あくこう） 断（ことわ） 凄（すさ） 素破（すば） 茫然（ばうぜん） 羊頭（やうとう） 繁昌（はんじやう） 能（あた） 脚湯（きやくたう） 目前（もくぜん） 盗（ぬす） 更（さら） 面（つら） 下（くだ） 冗談（じようだん） 不承（ふしよう） 中（なか） 到底（たうてい） 何（なん） 仰有（おつしや） 責塞（せめふさ） 其処（そこ） 何時（いつ） 義捐（ぎえん） 交（まじ） 覆面（ふくめん） 碌（ろく） 貰（もら） 貴様（きさま） 載（の） 遇（あ） 二人（ふたり） 駄目（だめ） 勿論（もちろん） 好（い） 必（かならず） 外（ほか） 声名（せいめい） 情（なさけ） 掲（かか） 善（よ） 是非（ぜひ） 奴（やつ） 最期（さいご） 狗肉（くにく） 理窟（りくつ） 副（そ） 看板（かんばん） 真（ま） 瞞（だま）