“声名”の読み方と例文
旧字:聲名
読み方割合
せいめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
編輯者 しかしもうあなた位の大家になれば、一作や二作悪いのを出しても、声名せいめいくだると云ふうれひもないでせう。
売文問答 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
夫人の由紀子は、小杉卓二と八つ違いの二十四でしたが、夫の卓二と違って、極めて趣味が高く、芸術的天分にも恵まれて、ショパン弾きとしては、独自の境地と声名せいめいを持って居りました。