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飼
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かひ
ふりがな文庫
“
飼
(
かひ
)” の例文
此馬冬こもりの
飼
(
かひ
)
やうによりて
痩
(
やせ
)
ると
肥
(
こえ
)
るありて、やせたるは馬
主
(
ぬし
)
の
貧
(
まづし
)
さもしるゝものなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これがもう少し古くなりますと、
鳩
(
はと
)
の
飼
(
かひ
)
といふやつがある。いゝ加減ぶしな人間のことを鳩の飼といふので、熊野の新宮、本宮の事を云ひ立てて、そこの鳩の飼料にするといふ名義で錢を貰ふ。
物貰ひの話
(旧字旧仮名)
/
三田村鳶魚
(著)
主人を乗せて来て汗になつた馬が落ち着いた上で、
飼
(
かひ
)
を付けて遣つて、それから寝なくてはならない。食料は枯草で好いのである。ヤクツク地方の馬は余り丈夫ではない。併し飼ふには面倒が少ない。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
一
匹
(
ぴき
)
飼
(
かひ
)
て
追
(
おは
)
せける故九郎兵衞も今は行處なければ條七の弟分になつて三年程
稼
(
かせ
)
ぐ中
茲
(
こゝ
)
に條七女房お
鐵
(
てつ
)
と云ふは三歳になる
娘
(
むすめ
)
お里もありながら何時しか九郎兵衞と
怪敷
(
あやしき
)
中と成しにぞ或日九郎兵衞と云合せ
土地
(
ところ
)
の
鎭守
(
ちんじゆ
)
白旗
(
しらはた
)
明神
(
みやうじん
)
の
森
(
もり
)
にて
白鳥
(
はくてう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此馬冬こもりの
飼
(
かひ
)
やうによりて
痩
(
やせ
)
ると
肥
(
こえ
)
るありて、やせたるは馬
主
(
ぬし
)
の
貧
(
まづし
)
さもしるゝものなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
我
(
わ
)
が
住
(
すむ
)
魚沼郡
(
うおぬまこほり
)
の
内
(
うち
)
浦佐
(
うらさ
)
宿の
在
(
ざい
)
大倉村の
樵夫
(
きこり
)
八海山に入りし時、いかにしてか白き
児熊
(
こくま
)
を
虜
(
いけど
)
り、世に
珍
(
めづらし
)
とて
飼
(
かひ
)
おきしに
香具師
(
かうぐし
)
(江戸にいふ見世もの師の古風なるもの)これを買もとめ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
飼
常用漢字
小5
部首:⾷
13画
“飼”を含む語句
飼料
飼糧
鵜飼
駒飼
牛飼
手飼
飼犬
飼葉
馬飼
飼馬
飼桶
鳥飼
飼鳥
羊飼
蚕飼
子飼
犬飼現八
飼主
放飼
飼猫
...