防止ぼうし)” の例文
(ホ)ゆきなだれと海嘯つなみ防止ぼうし。 それからまへにおはなしした洪水こうずい豫防よぼうや、水源すいげん涵養かんようのほかに森林しんりん雪國ゆきぐにですと『ゆきなだれ』のがいふせぐことも出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
老若男女ろうじやくだんじよすべちからのあらんかぎ災害防止さいがいぼうしつとむべきである。火災かさい防止ぼうし眞先まつさきにし、人命救助じんめいきゆうじよをそのつぎとすること。これすなは人命じんめい財産ざいさん損失そんしつ最小さいしようにする手段しゆだんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
もし此心得このこゝろえ體得たいとくせられたならば、個人こじんとしては震災しんさいからしようずる危難きなんまぬかれ、社會上しやかいじよう一人ひとりとしては地震後ぢしんご火災かさい未然みぜん防止ぼうしし、從來じゆうらいわれ/\がなやんだ震災しんさい大部分だいぶぶんけられることゝおもふ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
地震ぢしん災害さいがい最小限度さいしようげんど防止ぼうしせんとするにあた主義しゆぎとして人命救護じんめいきゆうごもつとおもきをくことは勿論もちろんであるが、たゞ此主義このしゆぎ實行手段じつこうしゆだんとして、火災かさい防止ぼうし眞先まつさきにすることが必要條件ひつようじようけんとなるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)