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遂行
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すゐかう
ふりがな文庫
“
遂行
(
すゐかう
)” の例文
故
(
ゆゑ
)
に
余
(
よ
)
は
此
(
この
)
攝養法
(
せつやうはふ
)
の
廣
(
ひろ
)
く
行
(
おこな
)
はれ、
戰後
(
せんご
)
てふ
大任
(
たいにん
)
を
負
(
お
)
へる
我
(
わが
)
國民
(
こくみん
)
の
體力
(
たいりよく
)
を
一層
(
いつそう
)
強固
(
きやうこ
)
ならしめ、
各自
(
かくじ
)
の
職責
(
しよくせき
)
を
遺憾
(
ゐかん
)
なく
遂行
(
すゐかう
)
せられんことを
深
(
ふか
)
く
希望
(
きばう
)
する
處
(
ところ
)
なり。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
腕力の発現そのものが目的で人間が戦争をするのであるとするか、又は目的は
他
(
た
)
にあるが、それを
遂行
(
すゐかう
)
する手段として
已
(
やむ
)
を得ず戦争に訴へたのだとしなければならない。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
だが出掛けて行つたときよりも幸福さうに見えた。彼は義務を
遂行
(
すゐかう
)
し、骨を折り、行爲をなし、また拒否する自分の力を
驗
(
ため
)
した。それで自分自身に滿足を感じてゐたのである。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
移
(
うつ
)
る
前
(
まへ
)
に、
好
(
い
)
い
機會
(
きくわい
)
だから
一寸
(
ちよつと
)
東京
(
とうきやう
)
迄
(
まで
)
出
(
で
)
たいものだと
考
(
かんが
)
へてゐるうちに、
今度
(
こんど
)
も
色々
(
いろ/\
)
の
事情
(
じじやう
)
に
制
(
せい
)
せられて、つい
夫
(
それ
)
も
遂行
(
すゐかう
)
せずに、
矢張
(
やは
)
り
下
(
くだ
)
り
列車
(
れつしや
)
の
走
(
はし
)
る
方
(
かた
)
に
自己
(
じこ
)
の
運命
(
うんめい
)
を
托
(
たく
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“遂行”の意味
《名詞》
遂 行(すいこう)
あることを成し遂げること。
(出典:Wiktionary)
遂
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“遂”で始まる語句
遂
遂々
遂事
遂得
遂次
遂良
遂高