“話込”の読み方と例文
読み方割合
はなしこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恁(か)くて後(のち)、猶(なほ)二人(ふたり)の話(はなし)は一時間(じかん)も續(つゞ)いたが、其(そ)れより院長(ゐんちやう)は深(ふか)く感動(かんどう)して、毎日(まいにち)、毎晩(まいばん)のやうに六號室(がうしつ)に行(ゆ)くのであつた。二人(ふたり)は話込(はなしこ)んでゐる中(うち)に日(ひ)も暮(く)れて了(しま)ふ事(こと)が往々(まゝ)有(あ)る位(くらゐ)。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
其(それ)は外日(いつぞや)友人(いうじん)の処(ところ)で、或冬(あるふゆ)の夜(よ)、酒(さけ)を飲(の)みながら遅(おそ)くまで話込(はなしこ)んでゐた時(とき)の事(こと)、恋愛談(れんあいだん)から女学生(ぢよがくせい)の風評(うはさ)が始(はじ)まつて、其時(そのとき)細君(さいくん)が一人(ひとり)の同窓の友(クラスメート)に、散々(さん/″\)或学生(あるがくせい)に苦労(くらう)をした揚句(あげく)、熱湯(にえゆ)を呑(のま)されて
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
かくて後(のち)、なお二人(ふたり)の話(はなし)は一時間(じかん)も続(つづ)いたが、それより院長(いんちょう)は深(ふか)く感動(かんどう)して、毎日(まいにち)、毎晩(まいばん)のように六号室(ごうしつ)に行(ゆ)くのであった。二人(ふたり)は話込(はなしこ)んでいる中(うち)に日(ひ)も暮(く)れてしまうことがままある位(くらい)。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)