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群生
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ぐんせい
本種はわが
邦いたるところに
群生していて、真赤な花がたくさんに咲くのでことのほか
著しく、だれでもよく知っている。
以上のすべての
木は、みんな
幹や
莖が
小さく
低くて、
多くは
一つところに
群生してゐます。またそここゝの
灌木の
下には、
次ぎにいふ
高山植物が
可愛く
生えてゐます。
みやま
菫の
濃いむらさき色、白りんどうの
気高い花、
天狗の
錫杖の
松明をならべたような
群生、そうかと思うと、
弟切草や
茅がやの
穂や、
蘭科植物のくさぐさなどが
芝茸と
稱へて、
笠薄樺に、
裏白なる、
小さな
茸の、
山近く
谷淺きあたりにも
群生して、
子供にも
就中これが
容易き
獲ものなるべし。
毒なし。
味もまた
佳し。
宇都宮にてこの
茸掃くほどあり。
“群生”の意味
《名詞1》
群 生(ぐんせい)
同じ植物が群がって生えていること。
《名詞2》
群 生(ぐんせい、ぐんじょう)
多くの人民や衆生。
(出典:Wiktionary)