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知事
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ちじ
ふりがな文庫
“
知事
(
ちじ
)” の例文
知事
(
ちじ
)
——
其
(
そ
)
の三
年前
(
ねんぜん
)
に
亡
(
な
)
く
成
(
な
)
つた
事
(
こと
)
は、
私
(
わたし
)
も
新聞
(
しんぶん
)
で
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
たのです——
其
(
そ
)
のいくらか
手當
(
てあて
)
が
殘
(
のこ
)
つたのだらうと
思
(
おも
)
はれます。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ハア、お一人は
静岡
(
しづをか
)
の
知事
(
ちじ
)
をなすツた
関口
(
せきぐち
)
さん、お一人は
御料局長
(
ごれうきよくちやう
)
の
肥田
(
ひだ
)
さんで、お
情交
(
なか
)
が
好
(
い
)
いもんだから、
何時
(
いつ
)
でも
御一緒
(
ごいつしよ
)
で。岩「
大層
(
たいそう
)
お
忙
(
せわ
)
しさうで。 ...
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
の
近國
(
きんごく
)
の
知事
(
ちじ
)
の
妾
(
おもひもの
)
に
成
(
な
)
りました……
妾
(
めかけ
)
とこそ
言
(
い
)
へ、
情深
(
なさけぶか
)
く、
優
(
やさし
)
いのを、
昔
(
いにしへ
)
の
國主
(
こくしゆ
)
の
貴婦人
(
きふじん
)
、
簾中
(
れんちう
)
のやうに
稱
(
たゝ
)
へられたのが
名
(
な
)
にしおふ
中
(
なか
)
の
河内
(
かはち
)
の
山裾
(
やますそ
)
なる
虎杖
(
いたどり
)
の
里
(
さと
)
に
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
夜汽車
(
よぎしや
)
の
火
(
ひ
)
の
粉
(
こ
)
が、
木
(
き
)
の
芽峠
(
めたうげ
)
を
螢
(
ほたる
)
に
飛
(
と
)
んで、
窓
(
まど
)
には
其
(
そ
)
の
菖蒲
(
あやめ
)
が
咲
(
さ
)
いたのです——
夢
(
ゆめ
)
のやうです。………あの
老尼
(
らうに
)
は、お
米
(
よね
)
さんの
守護神
(
まもりがみ
)
——はてな、
老人
(
らうじん
)
は、——
知事
(
ちじ
)
の
怨靈
(
をんりやう
)
ではなかつたか。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“知事”の意味
《名詞》
地方公共団体の都道府県の首長。
(出典:Wiktionary)
“知事”の解説
知事(ちじ)は、地方行政区画を統轄する官庁の長のことである。英語では governor というが、古代ローマの属州や、イギリスの海外領土の governor は、「知事」ではなく「総督」と訳されることもある。
(出典:Wikipedia)
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“知事”で始まる語句
知事服
知事面