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爭鬪
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さうとう
ふりがな文庫
“
爭鬪
(
さうとう
)” の例文
恐らくその
爭鬪
(
さうとう
)
は
一生
(
いつしやう
)
續きませう。けれども
秋々
(
あき/\
)
の
實
(
みの
)
りは、
必
(
かなら
)
ず何ものかを私に
齎
(
もたら
)
してくれるものと
信
(
しん
)
じてゐます。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
彼
(
かれ
)
は
決
(
けつ
)
して
他人
(
たにん
)
と
爭鬪
(
さうとう
)
を
惹
(
ひ
)
き
起
(
おこ
)
した
例
(
ためし
)
もなく、
寧
(
むし
)
ろ
極
(
きは
)
めて
平穩
(
へいをん
)
な
態度
(
たいど
)
を
保
(
たも
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
唯
(
たゞ
)
彼等
(
かれら
)
のやうな
貧
(
まづ
)
しい
生活
(
せいくわつ
)
の
者
(
もの
)
は
相互
(
さうご
)
に
猜忌
(
さいぎ
)
と
嫉妬
(
しつと
)
との
目
(
め
)
を
峙
(
そばだ
)
てゝ
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
こゝらにも各人が作の
價値
(
かち
)
を
批判
(
ひはん
)
する心持の
相違
(
さうゐ
)
があると見えますが、「和解」に
描
(
ゑが
)
かれてゐる作のテエマ、即ち父と子の
痛
(
いた
)
ましい心の
爭鬪
(
さうとう
)
に對して
働
(
はたら
)
いてゐる作者の
實感
(
じつかん
)
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
弓矢は
鳥獸獵
(
てうじゆうれう
)
に於ても用ゐられしなるべく、人類
同志
(
どうし
)
の
爭鬪
(
さうとう
)
に於ても用ゐられしならん。或は海獸大魚を
捕獲
(
ほくわく
)
するに
際
(
さい
)
しても用ゐられし事有る可きか。水中に矢を射込む事其
例
(
れい
)
無
(
な
)
きに非ず。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
領主 その
不埓
(
ふらち
)
な
爭鬪
(
さうとう
)
を
始
(
はじ
)
めた
者共
(
ものども
)
は
何方
(
いづれ
)
にをる?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
爭
部首:⽖
8画
鬪
部首:⾾
20画
“爭”で始まる語句
爭
爭論
爭端
爭奪
爭氣
爭議
爭鬩