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気品
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きひん
ふりがな文庫
“
気品
(
きひん
)” の例文
旧字:
氣品
その
娘
(
こ
)
はよほど
良
(
よ
)
い
家柄
(
いえがら
)
の
生
(
うま
)
れらしく、
丸
(
まる
)
ポチャの
愛
(
あい
)
くるしい
顔
(
かお
)
にはどことなく
気品
(
きひん
)
が
備
(
そな
)
わって
居
(
お
)
り、
白練
(
しろねり
)
の
下衣
(
したぎ
)
に
薄
(
うす
)
い
薄
(
うす
)
い
肉色
(
にくいろ
)
の
上衣
(
うわぎ
)
を
襲
(
かさ
)
ね
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
が、そんなことを眼中に置かないでも、
鳳凰
(
ほうわう
)
や
羅漢
(
らかん
)
なんぞは、
至極
(
しごく
)
結構な出来だと思ふ。あの位達者で、しかもあの位
気品
(
きひん
)
のある所は、それこそ本式に敬服の
外
(
ほか
)
はない。
俳画展覧会を観て
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
写真版
(
しゃしんばん
)
では、うまみがよくわからんが、
気品
(
きひん
)
があるだろう……。」と、
叔父
(
おじ
)
さんがいわれた。
町の真理
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこで
津田青楓
(
つだせいふう
)
さんに御相談申し上げるが、技巧は
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も、
気品
(
きひん
)
の点へ
行
(
ゆ
)
くと、先生の画の中には、あなたが頭を
御下
(
おさ
)
げになつても、恥しくないものがありやしませんか。
俳画展覧会を観て
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もっとも、
利助
(
りすけ
)
ほどの
天才
(
てんさい
)
は、
自分
(
じぶん
)
のものが
長
(
なが
)
く
保存
(
ほぞん
)
されるためとか、どうとかいうような
俗
(
ぞく
)
な
考
(
かんが
)
えはもたなかったろう。ただ、
気品
(
きひん
)
の
高
(
たか
)
いものを
作
(
つく
)
り
上
(
あ
)
げたいと
思
(
おも
)
っていたにちがいない。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“気品”の意味
《名詞》
気品(きひん)
なんとなく感じられる上品さ。気高い品位。
(出典:Wiktionary)
“気品(品位(人品))”の解説
品位(ひんい、dignity)とは、気高く尊敬を買う人徳と、品格に満ち満ちている様をいう。人品(じんぴん)、気品(きひん)、品格(ひんかく)。
本項では「人としての品位(=人品)」を説明する。
(出典:Wikipedia)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高