トップ
>
板屋
>
いたや
ふりがな文庫
“
板屋
(
いたや
)” の例文
もとは
板屋
(
いたや
)
の上に土をうんとのせて、それを瓦で覆うようにしていたので、その重みがかかり、よっぽど
丈夫
(
じょうぶ
)
な柱やつかをもって支えなければならず
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かかる中を、天皇のお身柄は、南六波羅の別院の一ト
棟
(
むね
)
で、見るからに怪しげな
板屋
(
いたや
)
のうちに押し
籠
(
こ
)
められた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早朝
(
さうてう
)
出立、又昨日の如く水中を
溯
(
さかのぼ
)
る、進むこと一里余にして一小
板屋
(
いたや
)
荊棘中
(
けいきよくちう
)
に
立
(
た
)
つあり、古くして半ば破壊に
傾
(
かたむ
)
けり、衆皆不思議に
堪
(
た
)
へす、余
忽
(
たちま
)
ち刀を
抜
(
ぬ
)
きて席にて
作
(
つく
)
れる
扉
(
とびら
)
を
切
(
き
)
り
落
(
おと
)
し
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
尤
(
もつと
)
も
其
(
それ
)
までにも、
小當
(
こあた
)
りに
當
(
あた
)
ることは、
板屋
(
いたや
)
を
走
(
はし
)
る
團栗
(
どんぐり
)
に
異
(
こと
)
ならずで、
蜘蛛
(
くも
)
の
巣
(
す
)
の
如
(
ごと
)
く
袖褄
(
そでつま
)
を
引
(
ひ
)
いて
居
(
ゐ
)
たのを、
柳
(
やなぎ
)
に
風
(
かぜ
)
と
受
(
う
)
けつ
流
(
なが
)
しつ、
擦拔
(
すりぬ
)
ける
身
(
み
)
も
痩
(
や
)
せて
居
(
ゐ
)
た
處
(
ところ
)
、
義理
(
ぎり
)
ある
弟
(
おとうと
)
、
内氣
(
うちき
)
の
女
(
をんな
)
。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今は空家となっているらしいが
板屋
(
いたや
)
橋の南側には
住友
(
すみとも
)
邸の西洋館がある。
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
“板屋”の解説
板屋(いたや)は、福岡県福岡市早良区の大字。2012年1月31日現在の人口は76人。郵便番号811-1113。
(出典:Wikipedia)
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“板屋”で始まる語句
板屋根
板屋廂
板屋楓
板屋葺