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曰
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のたまは
ふりがな文庫
“
曰
(
のたまは
)” の例文
尤も
居留木
(
ゐるぎ
)
角左衞門といふ、恐しく頑丈な浪人者は一人住んでゐるが、これは近處の子供を集めて手習ひから
子
(
し
)
曰
(
のたまは
)
くを教へて居る結構人で
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
余
嘗
(
かつ
)
テ山東洋ニ問フテ曰ク、我、君ニ
事
(
つか
)
フルコト三年、技進マズ、其ノ故如何。洋子
曰
(
のたまは
)
ク、
吾子
(
ごし
)
須
(
すべから
)
ク多ク古書ヲ読ミ、古人ト言語シテ以テ胸間ノ
汚穢
(
おえ
)
ヲ蕩除スベシ。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
五
(
いつはしらの
)
皇子
(
みこ
)
次を以て相盟ふこと先の如し。然して後に天皇
曰
(
のたまは
)
く、朕が
男
(
こども
)
等
(
ら
)
各異腹にして生る。然れども今
一
(
ひとつ
)
母同産
(
おもはらから
)
の如くて
慈
(
めぐ
)
ましむ。則ち
襟
(
みそのひも
)
を
披
(
ひら
)
きて、
其
(
その
)
六皇子を抱きたまふ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
子の
曰
(
のたまは
)
くと、何のことやら訳の分らぬことを棒読にして来た、素読の稽古から、家へ返るが否や、またもや客間へお辞儀に出て、しびれを切らさねばならないのかと思ふと、それがいやさに
冬の夜がたり
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
主の
曰
(
のたまは
)
く。みまし指もて、その
陰
(
みほと
)
に置け。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
▼ もっと見る
乙酉
(
きのととり
)
、天皇皇后及び
草壁皇子尊
(
くさかべのみこのみこと
)
、
大津皇子
(
おほつのみこ
)
、
高市皇子
(
たけちのみこ
)
、
河島皇子
(
かはしまのみこ
)
、
忍壁皇子
(
おさかべのみこ
)
、
芝基皇子
(
しきのみこ
)
に
詔
(
みことのり
)
して
曰
(
のたまは
)
く、
朕
(
あ
)
れ今日
汝
(
なんぢ
)
等と
倶
(
とも
)
に
庭
(
おほば
)
に
盟
(
ちか
)
ひて、千歳の後に事無からむと
欲
(
ほり
)
す。
奈之何
(
いかに
)
。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
その隣は浪人者で
居留木
(
ゐるぎ
)
角左衞門といふ四十男。武藝の方は知りませんが、學問は相當で、晝のうちは町内の子供を集めて、手習から
子
(
し
)
曰
(
のたまは
)
くなんてのを教へて居る。尤もおそろしい鳥目で、夜は碁を
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
因
(
より
)
て以て盟ひて
曰
(
のたまは
)
く、若し
茲
(
こ
)
の
盟
(
ちかひ
)
に
違
(
たが
)
はば、
忽
(
たちまち
)
に朕が身を
亡
(
うしな
)
はむ。皇后の盟ひたまふこと
且
(
ま
)
た天皇の如し。
丙戌
(
ひのえいぬ
)
、
車駕
(
すめらみこと
)
宮に
還
(
かへ
)
り給ふ。
己丑
(
つちのとうし
)
、六皇子共に天皇を
大殿
(
おほとの
)
の前に拝みたまふ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
「
先刻
(
さつき
)
言つたぢやありませんか、
子
(
し
)
曰
(
のたまは
)
くの先生のお妾——」
銭形平次捕物控:259 軍学者の妾
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
曰
漢検1級
部首:⽈
4画
“曰”を含む語句
子曰
艇小而深者曰舼
曰附
子貢問曰
驛吏曰
遠曰反
逝曰遠
歌曰
歌之曰
曰難言
乃曰
子曰詩云
子曰夫孝天之経也
大曰逝
堯曰
告其妹曰
作臨終歌曰