トップ
>
放題
>
はうだい
ふりがな文庫
“
放題
(
はうだい
)” の例文
案内者
(
あんないしや
)
がついてゐます。
御串戲
(
ごじやうだん
)
ばかり。……
洲崎
(
すさき
)
の
土手
(
どて
)
へ
突
(
つ
)
き
當
(
あた
)
つたつて、
一
(
ひと
)
つ
船
(
ふね
)
を
押
(
お
)
せば
上總澪
(
かづさみを
)
で、
長崎
(
ながさき
)
、
函館
(
はこだて
)
へ
渡
(
わた
)
り
放題
(
はうだい
)
。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「誰かゞ、あなたをも一度人間らしくして差上げるときですわ。」
濃
(
こ
)
く長い伸び
放題
(
はうだい
)
になつた頭髮を分けながら、私は云つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
蘿月
(
らげつ
)
は若い
時分
(
じぶん
)
したい
放題
(
はうだい
)
身を
持崩
(
もちくづ
)
した
道楽
(
だうらく
)
の
名残
(
なごり
)
とて
時候
(
じこう
)
の
変目
(
かはりめ
)
といへば今だに骨の
節々
(
ふし/″\
)
が痛むので、いつも人より
先
(
さき
)
に秋の立つのを知るのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
フロツクコオトを着て山高
帽
(
ぼう
)
を
被
(
かぶ
)
つた姿は
固陋
(
ころう
)
な在所の人を驚かした。再び法衣を着たことは着たが、
永
(
なが
)
の留守中
荒
(
あ
)
れ
放題
(
はうだい
)
に荒れた
我寺
(
わがてら
)
の
状
(
さま
)
は気にも掛けず格別修繕しようともせぬ。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
下
(
した
)
に
敷
(
し
)
いた
白毛布
(
しろけつと
)
の
上
(
うへ
)
には、
所狭
(
ところせま
)
く
鑿
(
のみ
)
も
鉋
(
かんな
)
も
散
(
ちら
)
かり
放題
(
はうだい
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
題
常用漢字
小3
部首:⾴
18画
“放”で始まる語句
放
放蕩
放埒
放擲
放火
放縦
放恣
放逐
放肆
放埓