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改心
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かいしん
ふりがな文庫
“
改心
(
かいしん
)” の例文
私
(
わし
)
が
屹度
(
きつと
)
改心
(
かいしん
)
さして見せるから、まアそんなに心配しないがいゝよ。なに世の中は案じるより
産
(
う
)
むが安いさ。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
こうして五
人
(
にん
)
の
盗人
(
ぬすびと
)
は、
改心
(
かいしん
)
したのでしたが、そのもとになったあの
子供
(
こども
)
はいったい
誰
(
だれ
)
だったのでしょう。
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
盜
(
ぬす
)
み取て文右衞門へ
塗付
(
ぬりつけ
)
んと
巧
(
たく
)
み家内は誠に
亂脈
(
らんみやく
)
にて主人はあれ共なきが如く此久兵衞一旦は
改心
(
かいしん
)
の
形
(
かたち
)
に見ゆれども茲に至つて又々
本性
(
ほんしやう
)
を
顯
(
あら
)
はし大橋文右衞門に百兩の
云懸
(
いひかゝ
)
りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
心
(
こゝろ
)
がおそろしう
輕
(
かる
)
うなったわい、あの
我儘者
(
わがまゝもの
)
めが
改心
(
かいしん
)
しをったによって。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
いふては
惡
(
わ
)
るけれどお
前
(
まへ
)
は
親不孝
(
おやふかう
)
子不孝
(
こふかう
)
、
少
(
すこ
)
しは
彼
(
あ
)
の
子
(
こ
)
の
行末
(
ゆくすゑ
)
をも
思
(
おも
)
ふて
眞人間
(
まにんげん
)
になつて
下
(
くだ
)
され、
御酒
(
ごしゆ
)
を
呑
(
のん
)
で
氣
(
き
)
を
晴
(
は
)
らすは一
時
(
とき
)
、
眞
(
しん
)
から
改心
(
かいしん
)
して
下
(
くだ
)
さらねば
心元
(
こゝろもと
)
なく
思
(
おも
)
はれますとて
女房
(
にようぼう
)
打
(
うち
)
なげくに
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
改
常用漢字
小4
部首:⽁
7画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“改”で始まる語句
改
改易
改悛
改竄
改札口
改良
改刪
改革
改造
改代町