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控
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ひかへ
ふりがな文庫
“
控
(
ひかへ
)” の例文
以て申上るに中納言
綱條卿
(
つなえだきやう
)
は如何
思召
(
おぼしめし
)
けん伊豆守は
控
(
ひかへ
)
させよ越前守ばかり書院へ通せとの御意にて越前守を
御廣
(
おんひろ
)
書院へ通し伊豆守殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
尤も八五郎も立派に十手
取繩
(
とりなは
)
を預かつて、一本立の御用聞にはなつて居る筈ですが、八丁堀の旦那衆も、平次といふ
控
(
ひかへ
)
があるからの八五郎で、八五郎一人には
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
雨
(
あめ
)
の
晴
(
は
)
れた
朝
(
あさ
)
である。
修善寺
(
しゆぜんじ
)
の
温泉宿
(
をんせんやど
)
、——
館
(
くわん
)
の
家族
(
かぞく
)
の
一婦人
(
いちふじん
)
と、
家内
(
かない
)
が
桂川
(
かつらがは
)
の
一本橋
(
いつぽんばし
)
向
(
むか
)
うの
花畑
(
はなばたけ
)
へ
連立
(
つれだ
)
つて、
次手
(
ついで
)
に
同家
(
どうけ
)
の
控
(
ひかへ
)
の
別莊
(
べつさう
)
——あき
屋
(
や
)
である——を
見
(
み
)
せて
貰
(
もら
)
つた、と
言
(
い
)
つて
話
(
はな
)
した。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
扨
(
さて
)
又大岡越前守には
明六
(
あけむつ
)
のお太鼓を
相※
(
あひづ
)
に登城なされしが
早
(
はや
)
伊豆守殿には登城ありて
芙蓉
(
ふよう
)
の
間
(
ま
)
に
控
(
ひかへ
)
給ひ伊勢守と何か
物語
(
ものがた
)
りの樣子なれば越前守には高木伊勢守を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
名差
(
なざし
)
にて對面せんと思案し頓て芝八山なる天一坊が
旅館
(
りよくわん
)
の門前に來りける
箱番所
(
はこばんしよ
)
には
絹羽織
(
きぬはおり
)
菖蒲皮
(
しやうぶかは
)
の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
はき
)
控
(
ひかへ
)
居
(
ゐ
)
し番人大音に御使者と
呼上
(
よびあげ
)
れば次右衞門は中の口に案内を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
控
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“控”を含む語句
控所
控邸
控綱
控目
控鈕
手控
控室
控家
控居
差控
控制
控帳
控縛
控燈籠
飛迫控
控訴
控訴院
控部屋
控金
相控
...