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振
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ぷり
ふりがな文庫
“
振
(
ぷり
)” の例文
これは
膠
(
にかわ
)
が丈夫でないので除れたのであったが、僕は知らん
振
(
ぷり
)
して多くの木製の牛の中にそれを交ぜてしまった。
リギ山上の一夜
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
忌
(
いや
)
なら忌で其れも
可
(
よう
)
御座んすサ、只だ其の
言
(
いひ
)
ツ
振
(
ぷり
)
が
癪
(
しやく
)
に
障
(
さは
)
りまさアネ、——ヘン、軍人は
私
(
わたし
)
は
嫌
(
いや
)
です
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
正「エヽ
彼所
(
あすこ
)
に変な訳の分からねえ侍が居るんでげすが、祝儀のくれッ
振
(
ぷり
)
が
悪
(
わり
)
いもんでげすから、何処の茶屋でも
忌
(
いや
)
がられる山田さんてえ人が持って来ているんでげす」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
コウㇳ、もう
煮奴
(
にやっこ
)
も悪くねえ時候だ、
刷毛
(
はけ
)
ついでに
豆腐
(
とうふ
)
でもたんと買え、
田圃
(
たんぼ
)
の朝というつもりで
堪忍
(
かんにん
)
をしておいてやらあ。ナンデエ、そんな
面
(
つら
)
あすることはねえ、
女
(
おんな
)
ッ
振
(
ぷり
)
が下がらあな。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
東京へ連れて行って今の娘っ
振
(
ぷり
)
を
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
花魁に聞かし
度
(
た
)
いねえ、若旦那の飯の
喰
(
くい
)
ッ
振
(
ぷり
)
が気に入っちまった、
鰈
(
かれい
)
のお肴か何かの時は其の許嫁のお嬢さんが綺麗に骨を取って
肉
(
み
)
をむしって、若旦那私がむしって上げますと云って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“振”を含む語句
振舞
振返
身振
振鈴
素振
振向
武者振
振廻
男振
羽振
手振
振顧
振切
立居振舞
一振
振子
頭振
言振
棒手振
振下
...