押破おしやぶ)” の例文
萱門かやもん押破おしやぶつて散々さん/″\下草したくさをおあらしになりましたとこ御胆力ごたんりき、どうも誠に恐入おそれいりました事で、今日こんにち御入来ごじゆらいなんともうもじつ有難ありがたことで、おほきにほまれに相成あひなります、何卒どうぞすみやかに此方これへ/\。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
のもひとツの廣室ひろま夢中むちう突切つツきつたが、くらがりで三尺さんじやくかべところ突當つきあたつて行處ゆきどころはない、此處こゝおそろしいものにとらへられるのかとおもつて、あはれかみにもほとけにもきこえよと、其壁そのかべ押破おしやぶらうとしてこぶしたゝくと
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)