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投棄
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なげす
ふりがな文庫
“
投棄
(
なげす
)” の例文
私たちが今まで居た白樺の林から運び出されたものも在ったろうし、途中で死亡して直接にここに
投棄
(
なげす
)
てられたものも在ったろう。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ずっと上流に
投棄
(
なげす
)
てられたのが、流れ流れて、水門を越して、滝壺に
留
(
とま
)
っていたのか、諸説まちまちであったが、大滝附近に人殺しなど行われた様子のない所を見ると
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
さりとて
此
(
この
)
大事
(
だいじ
)
な
生命
(
いのち
)
の
綱
(
つな
)
を、むさ/″\
海中
(
かいちう
)
に
投棄
(
なげす
)
てるには
忍
(
しの
)
びず、なるべく
艇
(
てい
)
の
隅
(
すみ
)
の
方
(
ほう
)
へ
押遣
(
おしや
)
つて、またもや四五
日
(
にち
)
前
(
まへ
)
のあはれな
有樣
(
ありさま
)
を
繰返
(
くりかへ
)
して
一夜
(
いちや
)
を
明
(
あか
)
したが、
翌朝
(
よくあさ
)
になると
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
看上
(
みあ
)
ぐるばかりの
大熊手
(
おほくまで
)
を
担
(
かつ
)
ぎて、
例
(
れい
)
の
革羽織
(
かはばおり
)
の
両国橋
(
りやうごくばし
)
の中央に
差懸
(
さしかゝ
)
り
候処
(
そろところ
)
一葬儀
(
いちさうぎ
)
の
行列
(
ぎやうれつ
)
前方
(
ぜんほう
)
より
来
(
きた
)
り
候
(
そろ
)
を
避
(
さ
)
くるに
由
(
よし
)
なく
忽
(
たちまち
)
ち
之
(
これ
)
を
河中
(
かちう
)
に
投棄
(
なげす
)
て、
買直
(
かいなほ
)
しだ/\と
引返
(
ひきかへ
)
し
候
(
そろ
)
を
小生
(
せうせい
)
の
目撃致候
(
もくげきいたしそろ
)
は
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
“投棄”の意味
《名詞・サ変動詞》
投 棄(とうき)
物を投げ捨てること。
単に捨てること 例)不法投棄
(出典:Wiktionary)
“投棄(ポイ捨て)”の解説
ポイ捨て(ポイすて)とは、ごみの不適切な処理方法のひとつで、対象物が小さい場合の俗称である。適当な処置で、不適当な場所に大型で大量のごみを出す場合は、不法投棄とも呼ばれる。日本国内外でもポイ捨ての半数以上を喫煙者によるたばこの吸い殻が占める。
(出典:Wikipedia)
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“投”で始まる語句
投
投出
投網
投込
投遣
投函
投錨
投掛
投首
投扇興