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所見
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しょけん
ふりがな文庫
“
所見
(
しょけん
)” の例文
蓋
(
けだ
)
し
勝氏
(
かつし
)
輩
(
はい
)
の
所見
(
しょけん
)
は内乱の戦争を以て無上の
災害
(
さいがい
)
無益
(
むえき
)
の
労費
(
ろうひ
)
と認め、味方に
勝算
(
しょうさん
)
なき限りは
速
(
すみやか
)
に
和
(
わ
)
して速に
事
(
こと
)
を
収
(
おさむ
)
るに
若
(
し
)
かずとの数理を信じたるものより外ならず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
航海中より
彼地
(
かのち
)
に
至
(
いた
)
りて
滞在
(
たいざい
)
僅々
(
きんきん
)
数箇月なるも、
所見
(
しょけん
)
所聞
(
しょぶん
)
一として
新
(
あらた
)
ならざるはなし。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
人々の
所見
(
しょけん
)
は
自
(
おのず
)
から
異
(
こと
)
にして
漫
(
みだり
)
に他より
断定
(
だんてい
)
するを得ず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
過日
御示
(
おしめし
)
被下
(
くだされ
)
候
(
そうろう
)
貴著
瘠我慢中
(
やせがまんちゅう
)
、
事実
(
じじつ
)
相違之廉
(
そういのかど
)
並
(
ならぴ
)
に
小生之
(
しょうせいの
)
所見
(
しょけん
)
もあらば云々との
御意
(
ぎょい
)
致拝承
(
はいしょういたし
)
候
(
そうろう
)
。昨今
別而
(
べっして
)
多忙
(
たぼう
)
に
付
(
つき
)
いずれ
其中
(
そのうち
)
愚見
(
ぐけん
)
可申述
(
もうしのぶべく
)
候
(
そうろう
)
。
先
(
まず
)
は
不取敢
(
とりあえず
)
回音
(
かいおん
)
如此
(
かくのごとく
)
に候也。
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
余輩
(
よはい
)
の
所見
(
しょけん
)
をもって、旧中津藩の
沿革
(
えんかく
)
を求め、
殊
(
こと
)
に三十年来、余が目撃と記憶に存する事情の変化を察すれば、その大略、前条のごとくにして、たとい僥倖にもせよ、または
明
(
あきらか
)
に原因あるにもせよ
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“所見”の意味
《名詞》
見たところ。観察結果。医学でよく用いられる。
考えるところ。考え。意見。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有