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憂
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つら
ふりがな文庫
“
憂
(
つら
)” の例文
無かろうもんならまた
何時
(
いつう
)
かのような
憂
(
つら
)
い思いをしなくッちゃアならないやアネ……だから
私
(
あたし
)
が言わない
事
(
こっ
)
ちゃアないんだ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
賣
(
うる
)
やと容子を尋ねけるに親十兵衞が
云々
(
しか/″\
)
にて年貢のお金に
差支
(
さしつか
)
へ
據
(
よんど
)
ころなく身を
賣
(
うる
)
時宜
(
しぎ
)
なれば何卒お
抱
(
かゝ
)
へ下されたく
如何樣
(
いかやう
)
の
憂
(
つら
)
ひ
悲
(
かな
)
しひ事成とも御主人大事御
客樣
(
きやくさま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この席に連なッているのをむしろ
憂
(
つら
)
いことと思ッているらしく、話もせず、人から物を言いかけられると、言葉少なに答えをするばかり、始終下を向いていた,がその風はいかにも柔和でしとやかで
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
消
(
けす
)
まじと
馴
(
なれ
)
もせぬ江戸の夜道は野山より
結句
(
けつく
)
淋
(
さび
)
しく思はれて進まぬ足を
蹈
(
ふみ
)
しめ/\
黒白
(
あやめ
)
も
分
(
わか
)
ぬ
眞
(
しん
)
の
闇
(
やみ
)
辿
(
たど
)
りながらも思ふ樣
貧
(
まづ
)
しき中にも
手風
(
てかぜ
)
も當ず是迄
育
(
そだ
)
てし娘お文を浮川竹に身を
沈
(
しづ
)
め
憂
(
つら
)
ひ
勤
(
つと
)
めを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
憂
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“憂”を含む語句
憂慮
憂鬱
憂愁
憂鬱症
鬱憂
杞憂
憂欝
憂悶
憂鬱病
憂患
物憂
憂苦
無憂樹
憂思
憂晴
憂世
憂惧
憂事
欝憂
憂欝症
...