“手風”の読み方と例文
読み方割合
てかぜ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成し罪滅つみほろぼしと自分の身には榮耀ええうは止め人にほどこす事而已のみす故受取金も多けれども夫故こまる我が身上しんしやう現在げんざいおとゝが外成ぬ年貢の金に差支へ手風てかぜいとうてそだてし娘を苦界へ沈める急場の難儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
けすまじとなれもせぬ江戸の夜道は野山より結句けつくさびしく思はれて進まぬ足をふみしめ/\黒白あやめわかしんやみ辿たどりながらも思ふ樣まづしき中にも手風てかぜも當ず是迄そだてし娘お文を浮川竹に身をしづつらつとめを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)