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憂患
ふりがな文庫
“憂患”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うれい
33.3%
ゆうかん
33.3%
なやま
16.7%
わづらひ
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うれい
(逆引き)
「
楊懐
(
ようかい
)
、絶好な時が来たぞ。明日、玄徳がここを通過したら、軍旅の労をねぎらわんと、酒宴を設けてその場で刺し殺してしまおう。——蜀の
憂患
(
うれい
)
を除くためだ。抜かり給うな」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
憂患(うれい)の例文をもっと
(2作品)
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ゆうかん
(逆引き)
憂患
(
ゆうかん
)
と苦悩——貧困、孤独、肉体の弱味、悪徳、情熱、そのほか無数の障害にもかかわらず
成就
(
じょうじゅ
)
したものだ、と端的に言明したことがある。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
憂患(ゆうかん)の例文をもっと
(2作品)
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なやま
(逆引き)
この小さな、緑色に
繁茂
(
しげ
)
り栄えた島の中には、
稀
(
まれ
)
に居る大きな
蟻
(
あり
)
のほかに、私たちを
憂患
(
なやま
)
す
禽
(
とり
)
、
獣
(
けもの
)
、
昆虫
(
はうもの
)
は一匹も居ませんでした。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
憂患(なやま)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
わづらひ
(逆引き)
讀書
(
どくしよ
)
は
徒
(
いたづ
)
らに人の
憂患
(
わづらひ
)
を
増
(
ま
)
すのみの
歎
(
なげき
)
は、
一世
(
いつせい
)
の
碩學
(
せきがく
)
にさへあることだから、
單
(
たん
)
に
安樂
(
あんらく
)
といふ意味から云ツたら其も
可
(
よ
)
からうけれど、僕等は
迚
(
とて
)
も其ぢや滿足出來ないぢやないか。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
憂患(わづらひ)の例文をもっと
(1作品)
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“憂患”の意味
《名詞》
憂い。心痛。気がかり。
(出典:Wiktionary)
憂
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
患
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“憂”で始まる語句
憂
憂鬱
憂慮
憂目
憂欝
憂悶
憂愁
憂身
憂鬱症
憂世
“憂患”のふりがなが多い著者
高神覚昇
三島霜川
パウル・トーマス・マン
福沢諭吉
吉川英治
夢野久作