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心部
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むね
ふりがな文庫
“
心部
(
むね
)” の例文
彼
(
かれ
)
は
忌々敷相
(
いま/\しさう
)
に
且
(
か
)
つ
刄
(
やいば
)
を
以
(
もつ
)
て
心部
(
むね
)
を
突
(
つ
)
き
通
(
とほ
)
される
苦
(
くる
)
しさを
忍
(
しの
)
んだかと
思
(
おも
)
ふやうな
容子
(
ようす
)
でわく/\する
胸
(
むね
)
から
聲
(
こゑ
)
を
絞
(
しぼ
)
つていつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
然
(
しか
)
も
其
(
その
)
種々
(
いろ/\
)
な
叫
(
さけ
)
びの
錯雜
(
さくざつ
)
して
聞
(
きこ
)
える
聲
(
こゑ
)
が
自分
(
じぶん
)
の
心部
(
むね
)
から
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
引
(
ひ
)
つ
攫
(
つか
)
んで
行
(
ゆ
)
くやうで、
自然
(
しぜん
)
にそれへ
耳
(
みゝ
)
を
澄
(
すま
)
すと
何
(
なん
)
だか
遣
(
や
)
る
瀬
(
せ
)
のないやうな
果敢
(
はか
)
なさを
感
(
かん
)
じて
涙
(
なみだ
)
が
落
(
お
)
ちた。
涙
(
なみだ
)
は
卯平
(
うへい
)
の
白髮
(
しらが
)
に
滴
(
したゝ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“心部”の意味
《名詞》
心部 (しんぶ)
部首「⼼」で分類した漢字の一群。
(出典:Wiktionary)
“心部”の解説
心部(しんぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では61番目に置かれる(4画の最初。卯集の最初)。
(出典:Wikipedia)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許