トップ
>
小春日
>
こはるび
ふりがな文庫
“
小春日
(
こはるび
)” の例文
時
(
とき
)
や
冬
(
ふゆ
)
、
小春日
(
こはるび
)
の
返
(
かへ
)
り
咲
(
ざき
)
にも
怪
(
あや
)
し
何處
(
いづこ
)
にか
取
(
と
)
り
得
(
え
)
たる。
昌黎
(
しやうれい
)
屹
(
きつ
)
と
其
(
そ
)
の
面
(
おもて
)
を
睨
(
にら
)
まへてあり。
韓湘
(
かんしやう
)
拜謝
(
はいしや
)
して
曰
(
いは
)
く、
小姪
(
せうてつ
)
此
(
こ
)
の
藝當
(
げいたう
)
ござ
候
(
さふらふ
)
。
因
(
よ
)
りて
書
(
しよ
)
を
讀
(
よ
)
まず
又
(
また
)
學
(
まな
)
ばざるにて
候
(
さふらふ
)
。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
唯冬との
※
(
せめ
)
ぎ合ひに荒荒しい力を誇るだけである。同時に又椎の木は優柔でもない。
小春日
(
こはるび
)
と
戯
(
たはむ
)
れる
樟
(
くす
)
の木のそよぎは椎の木の知らない気軽さであらう。椎の木はもつと憂鬱である。
わが散文詩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小春日
(
こはるび
)
の
曇硝子
(
くもりガラス
)
にうつりたる
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
幽遠な
小春日
(
こはるび
)
のしごとで
忘春詩集:02 忘春詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
実は
小春日
(
こはるび
)
の
明
(
あかる
)
い街道から、
衝
(
つ
)
と入ったのでは、人顔も
容子
(
ようす
)
も何も分らない。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
這奴
(
しゃつ
)
、
窓硝子
(
まどがらす
)
の
小春日
(
こはるび
)
の
日向
(
ひなた
)
にしろじろと、
光沢
(
つや
)
を
漾
(
ただよ
)
わして、怪しく光って、ト構えた
体
(
てい
)
が、何事をか
企謀
(
たくら
)
んでいそうで、その
企謀
(
たくらみ
)
の整うと同時に、
驚破
(
すわ
)
事を、
仕出来
(
しでか
)
しそうでならなかったのである。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“小春日”で始まる語句
小春日和