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大
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でっ
ふりがな文庫
“
大
(
でっ
)” の例文
皆んなあっしの首っ玉にブラ下ったんだから
大
(
てえ
)
したもので、あんな役得があるんだから
大
(
でっ
)
かい雷鳴も
満更
(
まんざら
)
悪くありませんね
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お前さん知らないの? ウールトオの家の犬ね、あの
大
(
でっ
)
かい
赤犬
(
あか
)
よ。
彼犬
(
あれ
)
が狂犬になったんだとさ。
生さぬ児
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
この錠前だと言うのを一見に及ぶと、片隅に立掛けた奴だが、
大蝦蟆
(
おおがま
)
の干物とも、
河馬
(
かば
)
の
木乃伊
(
みいら
)
とも
譬
(
たと
)
えようのねえ、
皺
(
しな
)
びて
突張
(
つっぱ
)
って、
兀斑
(
はげまだら
)
の、大古物の
大
(
でっ
)
かい
革鞄
(
かばん
)
で。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私
(
わし
)
は田舎者で、始めて江戸へ出て来たもんだが、宜く物を考えて見なせい、
盗賊
(
どろぼう
)
に荷物を取られるくらいは災難とはいいながら
些細
(
ささい
)
の事だ、此のマア
大
(
でっ
)
けえ江戸の火事を見なせえ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「饂飩もなかなか
上金
(
あがり
)
が
大
(
でっ
)
けえもんと見えますのう。」
早耳三次捕物聞書:01 霙橋辻斬夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
懐から取出した
大
(
でっ
)
かい財布、寛永通宝が五六百も入っているのを受取ると、平次はすっかり有頂天になりました。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
実はお話をしない事は
訳
(
わか
)
りましねえが、少しマア用向が有って、今度初めて江戸へ
参
(
めえ
)
り、馬喰町へ逗留して居りやすと、御案内の通り
大
(
でっ
)
けい火事、
私
(
わし
)
も始めて火事に逢いやした事ゆえ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
大
(
でっ
)
かい
魚
(
さかな
)
ア石地蔵様に化けてはいねえか。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
旦那さん
怖
(
おっか
)
ねえじゃねえか、
一昨日
(
おとゝい
)
大
(
でっ
)
けえ火事があって、又今日こんな火事が始まるとは怖ねえこんだ、江戸は火早いと云いやんすが、こんなに大けえ火事がこう続いてあるとは
魂消
(
たまげ
)
やした
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
素
(
もと
)
より斬られる覚悟だから、
併
(
しか
)
し
私
(
わし
)
だって斬られめえと思えば、あんた方親子二人がゝりで斬ると云っても、指でも附けさせるもんじゃアねえ、
大
(
でっ
)
けい
膂力
(
ちから
)
が有るが、
御当家
(
こちら
)
へ米搗奉公をしていて
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“大”を含む語句
大丈夫
大人
大概
大海
大洋
大神
大方
大切
大家
大分
大通
大臣
大変
大将
大根
大嫌
大地
大略
大王
大食
...