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大蝦蟆
ふりがな文庫
“大蝦蟆”の読み方と例文
読み方
割合
おおがま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおがま
(逆引き)
この錠前だと言うのを一見に及ぶと、片隅に立掛けた奴だが、
大蝦蟆
(
おおがま
)
の干物とも、
河馬
(
かば
)
の
木乃伊
(
みいら
)
とも
譬
(
たと
)
えようのねえ、
皺
(
しな
)
びて
突張
(
つっぱ
)
って、
兀斑
(
はげまだら
)
の、大古物の
大
(
でっ
)
かい
革鞄
(
かばん
)
で。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
口の悪い松本の叔父はこの
姉妹
(
きょうだい
)
に
渾名
(
あだな
)
をつけて常に
大蝦蟆
(
おおがま
)
と
小蝦蟆
(
ちいがま
)
と呼んでいる。二人の口が
唇
(
くちびる
)
の薄い割に長過ぎるところが銀貨入れの
蟇口
(
がまぐち
)
だと云っては常に二人を笑わせたり怒らせたりする。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大蝦蟆(おおがま)の例文をもっと
(2作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
蝦
漢検準1級
部首:⾍
15画
蟆
漢検1級
部首:⾍
16画
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夏目漱石
泉鏡花