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おおがま
ふりがな文庫
“おおがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大釜
79.3%
大蟇
6.9%
大蝦蟆
6.9%
大蝦蟇
3.4%
大鎌
3.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大釜
(逆引き)
その前日あたりから、この辺の大きな店で、道端に
大釜
(
おおがま
)
を据えて、握り
拳
(
こぶし
)
くらいある唐の芋ですが、それを
丸茹
(
まるゆで
)
にするのです。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
おおがま(大釜)の例文をもっと
(23作品)
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大蟇
(逆引き)
大蟇
(
おおがま
)
先に
在
(
あ
)
り小蟇
後
(
しり
)
へに高歩み
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
おおがま(大蟇)の例文をもっと
(2作品)
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大蝦蟆
(逆引き)
口の悪い松本の叔父はこの
姉妹
(
きょうだい
)
に
渾名
(
あだな
)
をつけて常に
大蝦蟆
(
おおがま
)
と
小蝦蟆
(
ちいがま
)
と呼んでいる。二人の口が
唇
(
くちびる
)
の薄い割に長過ぎるところが銀貨入れの
蟇口
(
がまぐち
)
だと云っては常に二人を笑わせたり怒らせたりする。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おおがま(大蝦蟆)の例文をもっと
(2作品)
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大蝦蟇
(逆引き)
横町からは見越しの入道が睨んでいるという
拵
(
こしら
)
え、——そんなものは別に驚きませんが、所々ジメジメした足元に、
大蝦蟇
(
おおがま
)
が飛出したり、蛇の尻尾が額を撫でたりするのは
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
亥刻
(
よつ
)
(十時)、
子刻
(
ここのつ
)
(十二時)——と次第に更けて行くと、薄暗がりの見越しの入道も
大蝦蟇
(
おおがま
)
も、ニョキニョキと動き出しそうで、拵え物と知っていながらも、その不気味さというものはありません。
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
おおがま(大蝦蟇)の例文をもっと
(1作品)
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大鎌
(逆引き)
波止場へ着くと、一
梃
(
ちょう
)
の
大鎌
(
おおがま
)
と三梃の
鋤
(
すき
)
とが我々の乗って行こうとするボートの底に置いてあるのに気がついた。どれもみな見たところ新しい。
黄金虫
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
ルグランはすぐに
大鎌
(
おおがま
)
を取り、それで虫の真下に直径三、四ヤードの円い空地を切りひらき、それをやってしまうと、ジュピターに紐をはなして木から降りて来いと命じた。
黄金虫
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
おおがま(大鎌)の例文をもっと
(1作品)
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おおかま