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大蟇
ふりがな文庫
“大蟇”の読み方と例文
読み方
割合
おおがま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおがま
(逆引き)
小蟇
(
ちいがま
)
はおとなしくって好いが、
大蟇
(
おおがま
)
は少し猛烈過ぎると云うのを聞くたびに、僕はあの叔父がどう千代子を観察しているのだろうと考えて、必ず彼の眼識に
疑
(
うたがい
)
を
挟
(
さしは
)
さみたくなる。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大蟇
(
おおがま
)
先に
在
(
あ
)
り小蟇
後
(
しり
)
へに高歩み
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
すべての
中
(
うち
)
で最も敬太郎の頭を
刺戟
(
しげき
)
したものは、
長井兵助
(
ながいひょうすけ
)
の
居合抜
(
いあいぬき
)
と、
脇差
(
わきざし
)
をぐいぐい
呑
(
の
)
んで見せる
豆蔵
(
まめぞう
)
と、
江州伊吹山
(
ごうしゅういぶきやま
)
の
麓
(
ふもと
)
にいる前足が四つで
後足
(
あとあし
)
が六つある
大蟇
(
おおがま
)
の干し固めたのであった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大蟇(おおがま)の例文をもっと
(2作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
蟇
漢検1級
部首:⾍
16画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
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“大蟇”のふりがなが多い著者
高浜虚子
夏目漱石